つむぎ de ぶろぐ。

ぼくのなまえは、「らぢお」



きょうも、
じまんのアンテナと、ダイヤルしきのツマミをまわして、
ききたいこえをきいているのさ。





でもぼくは、たまにポンコツらぢお。



ダイヤルしきのチューニングがくるってしまうもんだから、
ききたくないこえが、たくさんはいってくる。






そんなときは、
アンテナをたたんで、スイッチもきって、
だれのこえもきこえない。




あるひ、
いつもように、げんきにアンテナたてて、
ダイヤルまわしていたら、



…あれれ？







きいたことのないこえが、きこえてきた。




ぼくは、こうおもった。




うわぁ。
なるほどぉ、そういうかんがえもあるんだな。





おもしろくなったぼくは、
もっともっと、ダイヤルをまわしてみた。





『％＊＃！！！％』


『＆＃＃＝＋＋＊？』



『……きこえ…すか』

『…きこえますか』



『わたしとにた、らぢおさん』

『わたしのこえが、きこえますか』





あれれ？
ぼくにかたりかけてるひとがいる？





そこでぼくは、きがついた。



ぼくは、きいてるだけじゃなかったんだ。
じぶんのこえを、まだしらないだれかにむけて、
はなしかけていたんだ。



とおくからはなしかけてきてくれた らぢおさん。
ぼくたちは にていますね。



そうしていたら、
すこつずつ、すこしずつ、なかまがふえていった。



うれしかった。






ぼくのなまえは、「らぢお」。
みんなのココロのなかにいる、らぢお。


きょうも、じまんのアンテナたてて、
ダイヤルまわしながら、

きょうもぼくは、ぼくのすきな しゅうはすうのこえをきくのさ。
ぼくにはなしかけてくれるこえがいるのさ。



あしたは、どんなこえがきこえてくるのかな。






にほんブログ村