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2013年01月21日

障がいと個性。

こんばんは~。
今日も一日、お疲れ様でございます
m(_ _)m


この週末の僕ぁ、目ん玉ぐるぐる回るくらいな二日間で、
さすがに今日(日曜)は寝まくっておりました^^;;

ああ。
寝れるって幸せ(笑)
とりあえず充電も完了し、午後から夕方から活動開始。
高速飛ばして、つむぎと一緒に実家に向かいました。


=====


さてさて。
僕には総勢9人の甥っ子姪っ子達がいるのですが、
その、甥っ子第一号は、所謂「障がい」という枠で暮らしています。
QOL(Quality Of Life:生活の質)も、かなり低く判定をされていてですね。
現在は施設で暮らしているという事もあり、
僕と会うのは、年に両手の指であまるくらいです。


甥っ子第一号が生まれた時、僕はまだ東京で暮らしていて、
「上の妹に男の子が出来たよ~^^」
~という連絡を受け、会いに行く理由で一時帰省したのですが、
いや~もう、可愛くてですね~^^

~でもその時、
「…ん? ちょっと変かな…気のせいかな…」

~と感じたのを覚えています。



甥っ子一号はすくすく大きくなってくれたのですが、
僕ら家族が四六時中見ていないと大変になっちゃうくらい、
多動になりましてん。


僕ら大人たちは、甥っ子一号の将来を考える様になりました。
うちの母親からしたら、初孫です。目に入れても痛くないくらい可愛いそうです。
当時生きていた伯母も、
「施設に入れるなんて可哀そうに!!」

ってね、伯母と母親は猛反対していました。

でも、確かに現在は僕らが協力し合って、
この子を見ていけるかもしれないけれど、
人には順番があります。
甥っ子一号も、いつかは大人になります。
せめて、僕らがいなくなっても生きていける様に考えてあげるのも、
愛情じゃないのか…と、
何度も何度も家族会議をしましてん。


甥っ子一号母親(上の妹)も、自分の身を切るような想いで、
涙ボロボロ流しながら、施設に、特別支援の学校に、
甥っ子の事をお願いする事になりました。


=====


あれからもう、何年経ったのかなぁ。


今日は、甥っ子一号の19回目の誕生日でした。




もちろん、甥っ子一号も参加して



障がいと個性。
ご馳走たくさん用意して、
ケーキも二つ(大家族なので^^;;)用意して、

「ハッピ・バーシデー・んーんー♪^^」



~ってね。
みんなで合唱して^^



~で、その甥っ子一号。
言葉の疎通があまり上手では無くってですね、
とにかく音楽が大好きで、好きな曲をガンガン聴きまくっているのが、
いつもの光景なのですが、


甥っ子一号は、今までにもつむぎを何でも見ているのですが、
表情に乏しいせいもあると思うのですが、
つむぎのにはまるで無関心に見えるのですが。



今日はね、
つむぎが、甥っ子一号の後から
テクテクテクテク歩いているんですよ。


ふむぅ…。
つむぎはつむぎで、珍しい光景だなぁ…。
~と思っていると、


甥っ子一号がしゃがみ込んでね、



甥っ子一号
『つむぎーは、おりこーさんだね~』

そう言いながら、つむぎの頭をナデナデして、
また音楽聴きに行ってしまいました。



僕ら家族は、目が点です(笑)

『つむぎに話しかけた!(@◇@)』
『しかも、撫でてたし!(@◇@)』




=====




なんだろうなぁ…と思う事があります。

人が言う、
「障がい」と、「個性」って、なんだろうなぁ…と思う事があります。


例えば、僕のこの身体と性格。
もちろん、「個性」と言う方もいるし、「障がい」という方もいます。
それを測る物差しは、どこから持ってきたのだろうと思ったりします。


完璧な人間なんて、いるのだろうか。
完璧でない人間は、「障がい」と言う枠でくくられるのか。
…んなわけないですよね^^;;



~だからね。
例えば「障がいを持っている」という枠でくくられた人達がいるとしても、
その人の個性を見つける事、良いところを見つける事。

それは普通に、友人同士の付き合いや、
ワンコやニャーゴ達との付き合いでも、
同じようなものではないかなぁ…と思ったりします。





昔々…。
もう四半世紀も昔の話しですが。
僕は、とある精神科の病院で働いていました。
めっちゃくちゃ忙しくてですねー。
夜勤(当直)は、一人でひとつの病棟を見ていました。


患者さんは、一人一人、いろんな病気と付き合っていたのですが、
うまく言えないけれど、楽しくてね~。
そりゃあ、正直、
「今日は穏やかな当直になりますように」

って願いながら職場に向かっていましたが、

夜勤に行くと、患者さん達が、


「お。今夜は具志堅さんだねー^^」
「よろしくね、具志堅さーん^^」



~みたいな。
嬉しかったなぁ。



そんな僕も、この病院を去る事に決めたのですが、
その噂を聞いた患者さん達が、当時のケースワーカーさんに、
「具志堅さんを辞めさせないでください」
って、直談判に来たという話しも聞かされました。



今の僕の中では、
足りないくらいの「ありがとう」な気持ちでいっぱいな記憶です。


カルテに病名は記載されていたけれど。

一人一人、カルテには無い個性に溢れた方達でした。






障がいと個性。
つむぎー、明日も元気にいこうな。



まーぶるー。





障がいと個性。
…あ。寝てますか。
失礼しました^^;;




明日からまた新しい一週間の始まりですね。
元気ばりばり、笑顔まんまんでいきましょうぞ~^^



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Posted by つむぎのぱーぱー at 01:09│Comments(0)家族。
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