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2011年12月03日

君が涙のときには、僕はポプラの枝になる。

こんばんは~。
今日も一日お疲れ様です。

いつの間にか、12月に突入ですね。
師走ですよ、師走。
お坊さんも走るくらいですから、僕も忙しく走り始めております。



僕は、たまにつむぎを連れて、実家に帰る事があります。
つむぎも一緒なので、空いた時間は、つむぎを連れて、
少し田舎のような街の風景を、つむぎとテクテク歩きます。
僕が物心ついた頃から、20代の前半まで暮らしてきた街ですから、
だいたいの細い道も記憶に残っていて、
わざと遠回りして歩いて、つむぎの楽しそうな顔を見ながら歩くっつーのも、
ひとつの楽しみだったりします。




そんな、先日の事。
つむぎとテクテク歩いていると、
向こうから、ある男が歩いて来ました。



"…あ。"

"あの人だ…"


"黙っておこう"





それは、
僕が小さい頃~10代の間、
戸籍上で「養父」と呼ばれていた男性でした。
もう、おじいちゃんみたいに年取っていたけれど、
忘れもしない、その人でした。




以前にブログに書いた事があるのですが、
当時の僕の家庭は、笑いの無い家庭でした。
かーちゃんはいつも殴られたり蹴られたり、髪捕まえて振り回されたり。
怒声と悲鳴の響く家庭でした。


僕は、その男性の実の子ではなかったという事もあったからなのか、
可愛くなかったからなのか、面白くなかったからなのか、
無邪気な子供でよかったはずの僕が笑う度に、
男性は、僕と母親に手を上げていました。

僕の身体には、三箇所の傷跡があるのですが、
酔った養父が包丁振り回して切った傷だったり、
馬乗りになって首を絞められた時もあったり。
当時、まだ小学生だった事もあり、いや~怖かった怖かった^^;;



だから僕は、処世術じゃないけど、子供なりに考えたのが、
「僕が笑うと、かーちゃんが半殺しにあう」
~と、自分なりに答えを出しました。
なので、小学校低学年の頃から10代の終わりまで、
僕は家では、笑わない子供でした。



僕は、かーちゃんの喜ぶ顔が見たかったので、
勉強も一生懸命頑張って、夏休みの自由研究も知事賞取るくらい頑張って、
テストの成績や知事賞の賞状持って自宅へ帰ったのですが、
僕は、母親の背中しか覚えていません。
いつも下を向いて洗濯物を畳んでいる母親の背中です。



男性のやる事は、だんだんとエスカレートしていって、
僕は自宅に入れてもらえないようになり、
僕は、祖母(母の母)の元でご飯を食べさせてもらって、大きくしてもらいました。
(おばぁ、本当にありがとう)




僕が10代の終わり、
男性が僕に言った言葉があるのですが、


『この家をめちゃめちゃにしたのは、
血も繋がっていないくせに住んでいた、
竜也、お前のせいだ』




その言葉、忘れらないなぁ。




先日、初老になったその男性とすれ違った後、
憎いとか悔しいとか、そんな感情は全然沸いてこなかったんだけど、
テクテク歩きながら、小さかった頃の事をボーッと思い出していたら、



…?


視線を感じました。



その視線の方向に目を下ろすと、
僕の歩調に合わせながら、僕を見上げている、つむぎでした。





あはは。
つむぎー、ありがとう。
とーちゃん、大丈夫だよ^^








中島みゆきの歌「空と君のあいだに」の歌詞は、
犬から飼い主への気持ちを表現している…と聞きました。





♪君が涙のときには 僕はポブラの枝になる



ここにいるよ 愛はまだ
ここにいるよ いつまでも♪






当時、もしもつむぎが傍にいてくれたら、
つむぎの事だから、必死になってかばってくれたのかもしれないなぁ。
でも、それじゃつむぎが危ないから、当時知り合わなくてよかったのかもなぁ。



つむぎは表情の深い仔で、
僕が笑っていたり、元気そうな顔をしていると、
つむぎの顔は、めっちゃ笑顔になります。





君が涙のときには、僕はポプラの枝になる。
そうだね、つむぎー。
笑っていこうな^^




もし、あなたが今、
ひとりぽっちだと思っていたり、
この世の中、自分の孤独さに耐え切れないくらいくらい、
寂しい思いをしていたら、
視線を違う方向に向けてみると、
誰か、いてくれてる事に気付くかもしれません。


その存在は、犬かもしれませんし猫かもしれませんし、
大切な家族や友人かもしれません。


ポブラの枝のような存在に、
ありがとうと、言いたくなるかもしれません。



もしかしたら、
あなたが、
ポブラのような存在になっているかもしれません。












明日も良い一日でありますように。





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Posted by つむぎのぱーぱー at 02:04│Comments(8)家族。
この記事へのコメント

■ 東京のがちまやー

養父さんに気づいた瞬間、
きっと、ぱーぱーさんの子供のころの辛い経験が思いだされて、
少し不安になったり怖い気持ちになったのでは…。
僕だったら、繰り返し頭の中をよぎってダメージが深くなっていってしまうだろうけど、
たぶん、つむぎさんがぱーぱーを守って、
気持ちを強くしてくれた気がしますよ。
つむぎさん、ぱーぱーを守ってくれてありがとう。
ひとりじゃ生きていけないからさ、
僕もみんなに、生きる力もらったりあげたりして、
頑張っていかなくちゃって思っています。

Posted by 東京のがちまやー at 2011年12月03日 09:14

■ ゆきな

時間って凄いもんですねぇ。

毎回聞いてる私の方が・・・ですよ(--;)


まぁまぁ。

うちは大平洋沿いとはいえ
気温一ケタと闘っております。

師走ですから、いつも以上に
お互い体調崩さないように気をつけましょうね~

Posted by ゆきな at 2011年12月03日 09:46

■ ぶたにく

一度読んで、改めてもう一度読みました。

涙がでるのと同時にいっつもぱーぱーからは
温かい言葉をもらえると感じました。

私は今年2月にコーギーの愛犬をなくしてから愛犬のささえが
あって生きていたんだなって思うようになりました。
今までは当たり前で外にばっかり幸せを求めていたのですが、今一人になりますが、ぱーぱーさんはじめ
目線を変えて支えてくれる何かに目を向けようと思います。
いつもありがとうございます。

Posted by ぶたにく at 2011年12月03日 22:41

■ 越後屋たろー

うんうん。
ちむぎさん。優しい子やね^^

優しいぱーぱーさんが育てたからやね。
皆で笑っていきましょう(o^-')b

Posted by 越後屋たろー at 2011年12月04日 18:25

■ つむぎのぱーぱーつむぎのぱーぱー

https://tsumugi.ti-da.net/ >東京のがちまい君

ありがとー。
すれ違った後、いろんな思い出が巡ったんだけどさー、不思議と不安や怖さや憎さも無くってさ。
時間って凄いなぁ~と思ったよ。
生きててよかった(笑)

みんなで繋がりあって生きていくべー。



>ゆきなさん

こんばんは!
一桁ですかっ(@◇@)
ここ数日の沖縄も冷えますね~。
お互い、体調に気をつけて頑張りましょうぞ~。



>ぶたにくさん

こんばんは!
いやいや、大変に恐縮でございますm(_ _)m

きっと今でも、ぶたにくさんのココロの中でコギたんが支えてくれているんでしょうね^^
僕も、今もいつでも、うらら(先住犬)が支えてくれている気がします。
ありがたいです。

僕は、目線がどこ向いているかわからなくなってしまうくらい、迷ったりする事しょっちゅうですよ^^;;
その度に、「おお~、いかんいかん^^;;」って、目線の軌道修正したりして。
毎日毎日、いろんな事がこれでもかっちゅーくらい続きますが、元気にいきましょうぞ~。



>越後屋たろーさん

こんばんは!
いやいや、僕ぁ~優しい人間じゃないですけに^^;;
ちむぎーは優しいけど。

そうだね、みんなで笑っていこうね。
ありがとうです。

Posted by つむぎのぱーぱーつむぎのぱーぱー at 2011年12月05日 01:15

■ jjjj

つむぎのぱーぱーさん、最新記事で笑わせ、この記事では泣かせて、もうどうしたらいいんですか?私は。
ちむぎーも優しいけど、ぱーぱーさんもやさしいよ~(涙)
とても感動しました。 どうもありがとう!

Posted by jjjj at 2011年12月05日 12:48

■ どな

こんばんは。
あなたの言葉に涙が止まりません。
ありがとう。

Posted by どな at 2011年12月18日 00:19

■ つむぎのぱーぱーつむぎのぱーぱー

https://tsumugi.ti-da.net/ >JJさん

こんばんみ!
いやぁ、ヘンテコリンなブログですが、今後ともよしくお願い致します。


>どなさん

はじめまして(…かな?^^;;)
コメントありがとうございます。

大変恐縮でございます~。こんなブログですが、今後ともよろしくお願い致します。

Posted by つむぎのぱーぱーつむぎのぱーぱー at 2011年12月24日 04:03
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